第4回ビーチクリーン@幕張の浜、無事終了しました。
ZOZOマリンスタジアムの後ろ側がビーチです。
この日は人も少なく、開放感抜群の幕張の浜。好天で暑すぎないかと心配しましたが、浜には緩やかな風も吹いていました。
ちょうど一年前の2023年3月、3名の参加者様から始まったビーチクリーンはコツコツと活動を重ね、4回目の今回は22名の皆さまが参加表明してくださいました!
ひと言ずつの自己紹介のあと、早速、清掃開始です。
45分の清掃タイムでは、
ポリバケツ、ビールの空き缶、ペットボトル、ライター、コンビニのおにぎり袋、傘、お菓子のアルミ袋、ビニール製の大きな袋、レジャーシート、謎の鉄の棒、ペットボトルのキャップ、釘、割れた瓶、タバコの吸い殻 等々、30kgを越えるゴミが集まりました。
前回の神奈川県 片瀬西浜海岸では5.34kgでしたので、約6倍ということになります。
参加者の方がおっしゃっていましたが、これらは全てどこかの誰かが「ま、いっか」と捨てたゴミです。
ライターが多いのは捨て方がわからないのかも、と想像したり、ペットボトルのキャップだけが多いのは何故だろう?と考えてみたりします。
プラスチックは分解に400年~1000年以上かかると言われています。
ですが実際には、プラスチックは「分解」というよりは主に紫外線によって「劣化」し、微細な破片となるだけで、完全に消えてなくなることはありません。
つまり、捨てられているプラスチックゴミは数百年後には無くなったように見えますが、実は細かく砕かれているだけで無くなったわけではありません。
劣化のプロセスで直径数ミリ以下に小さく砕かれたものが「マイクロプラスチック」として海や川に漂い続けます。
私達は便利で安価なプラスチックの恩恵をたくさん受けて来ました。手に持って飲めるペットボトルの水で命を救われた人もたくさんいて、プラスチックは敵対するものではありません。
ひとりひとりがゴミを適切に処理できたら地球環境は随分変わります。
このまま行くと2050年には海洋生物よりプラスチックゴミの方が多くなると言われています。
でもそれが悲しいと思うから、こうして集まる仲間もいます。
一人でも多くの仲間を増やして進んでいきたいと思います。
今年小学生になる女の子は、地球をキレイにしたい!と言って参加してくれました。
その子が大人になる頃にはきっと、もっと多くの仲間達の手で更にキレイな地球になっているに違いありません!
太陽からの光、波音や香りの中で自動的に癒されていく感覚も、この活動の醍醐味だと思います。
ビーチクリーンにオススメのビーチ情報もお待ちしております!
次回は2024年5月25日(土)の開催を予定しています。
開催場所は決まり次第お知らせいたしますので、お誘い合わせの上是非ご参加ください!