2024年2月25日(日)に山梨まなびプロジェクト 第二回お話会を開催いたしました。
雪の降る寒い中ではありましたが、スタッフを含め参加者9名で、無事に開催することができました。
今回は、「森林」がテーマ。
まず、森林の機能と、【志賀高原から始まる「いのちを守る森」づくり】『ABMORI』のご紹介をしました。
日本が世界的に見ても豊かな森林に恵まれていること、森林が生物多様性を守っていること、豊かな水資源を生み出したり、災害防止や、地球温暖化の抑止力となることなど、私たち人間の暮らしに沢山の恩恵を与えてくれていることをお伝えしました。
そして、Earth&Humanが支援している『ABMORI』がどのような目的で行われているのか、植樹法や育苗プロジェクトなどを踏まえてご紹介させていただきました。
◆『ABMORI』Webサイトはこちら ≫ https://abmori.com/
そして休憩を挟み、哲学対話を行いました。
哲学対話とは何か、ルール説明やアイスブレイクなどを経て皆でテーマを出し合った結果、今回は「悪いことって何?人間にとって。環境にとって。」というテーマに決まりました。
哲学対話では、話したい人が手を挙げ、コミュニティーボールと呼ばれるフワフワの毛糸玉のボールを受け取ります。そして、ボールを持っている人だけが話します。
しーんとなっても、次に手を挙げる人が居ない間はその静寂を感じます。
哲学対話の場に日頃から積極的に参加されている方も、一度経験したことがある方もはじめての方も、問い、考え、話し、静かに聴くに徹し、この時間を味わいました。
今回のお話会で、地元山梨で環境活動をされている高校生の方々のまっすぐな思いや発想力に頼もしさと明るい未来を感じたり、それぞれに人生を積み重ねて来た方々の言葉や想いに触れることができたり、共に森林のことを改めて見直す時間を共有できましたこと、大変嬉しく感じました。
会が終了する頃には、雪も雨に変わり、みなさんの帰り道も積雪で阻まれることなく安堵いたしました。
次回は5月下旬~6月初旬を予定しております。
ご参加くださった方も、今回やむを得ずご欠席された方も、またの機会にお会いできますことを楽しみにしております。
ありがとうございました!
山梨まなびプロジェクト 武田