2024年6月16日に志賀高原で開催されたABMORI2024。
今回で10回目の植樹が行われました。
雨が心配されていましたが晴天に恵まれました。
昨年に引き続き、Earth&Humanをサポートしてくださる約30名の皆さんと共に参加させていただきました。
水を吸った苗を同じ種類が重ならないよう、70~80センチ間隔で植えていきます。そして雑草除けと保湿のための藁を敷き、縄で保護する作業を皆で力を合わせて行います。
これまで植えた木は7万本以上。
今回はごく限られたエリアの植樹とあって、総勢約370人と12種類の苗木約1500本を植えました。
集合写真の後ろに見える緑は11年前に植えられた木々です。
小さな苗木は、今は見上げるほどに大きく育ち、努力の実りを感じます。
これらの木々は自然環境の中で更に育まれ、100年、200年続く森へと成長していきます。
植樹後の青空トークでは森について詳しく教えていただきました。
多種多様な種類の木々を植えることで、競争し合い、強い森になるのだそうです。
この森を地元の高校生が先輩方から引き継ぎながら、素晴らしい先生と共に調査している姿に感銘を受けました。
きっと、とてつもなく沢山の話し合いや、森に足を運ぶ時間があったのだろうと思います。
そして今日までに苗を育て、この日を迎えるためにたくさんの準備をしてくださった関係者の皆様の尽力を想う時間でもありました。
ABMORIは今後、別の場所でも開催を検討しているそうです。
日本各地、やがては海外でもABMORIの森が広がることを願っています。